本日は春日井市平和祈念式典が行われました。今年は終戦から八十年という月日が流れ、戦後生まれの方々が人口の八七.九%を超え、九割近くの人が「戦争を知らない世代」となりました。開式の言葉のあとに黙とうが捧げられ、石黒市長の式辞、遺族会代表の追悼の辞、来賓の言葉と続きました。春日井市議会議長の後に、県議会議員となり、今年は私が代表でご挨拶しました。
「毎年八月になる度に、命の尊さについて深く考えます。あの第二次世界大戦で、尊い命を失った犠牲者は三百十万人にも及びました。自分が今、この世に存在しているということは、ご先祖様が悲惨な戦争を生き抜いてきたからこそです。生きている奇跡に感謝し、次の世代に命を繋げていくこと、二度と戦争を繰り返さないことを伝えていくことが、我々の責務だと思います。」
「先日、『愛知・名古屋 戦争に関する資料館』を訪れました。県民の方から寄せられた、戦争に関する実物資料の展示を行い、戦争体験を次の世代に引き継ぎ、戦争の残した教訓や平和の大切さを学ぶことにより、平和な社会を築いていくことを目的としています。ぜひ、ご家族皆様で訪れていただきたいと思います。・・・ご遺族皆様方のご多幸を祈念いたします。」と結びました。